2002年10月05日22時20分掲載  無料記事
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早稲田ジャーナリズム大賞、広河隆一さんら選ばれる

 【東京5日=ベリタ通信】早稲田大学がアジア・太平洋のピュリッツァー賞に育てる目的で創設した「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」の第2回目となる受賞作が4日、発表された。今回は3部門のうち、公共奉仕部門の受賞(2点)のみで、中国新聞の田城明・編集委員の新聞記事連載「21世紀 核時代 負の遺産」と、フォトジャーナリストの広河隆一さんの著書『パレスチナ 新版』(岩波新書)ならびに雑誌などへの発表作品が選ばれた。 
 
 この日午前中から選考委員21人のうちほとんどが集まり、けんけんがくがくの議論を重ねた結果という。選考委員の鎌田慧さん(ルポライター)や佐野眞一さん(ノンフィクションライター)からは、「2回目になってやっと早稲田ジャーナリズム大賞の方向性が見えてきた」と評価の声が聞かれた。 


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