2003年02月05日05時24分掲載 　無料記事
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コロンビアのスペイン総領事館でパスポート１００冊など盗まれる

　【トゥールーズ４日＝宮下洋一】マドリード４日発のエウロパ・プレス通信によると、南米コロンビアの首都ボゴタにあるスペイン総領事館で、スペイン旅券（パスポート）１００冊と欧州連合（ＥＵ）域内の自由移動を許可するシェンゲン協定ラベル５００枚が盗まれた。地元警察は、スペインへの不法入国を図った行動と見て捜査を続けている。　
　
　盗まれたパスポートとシェンゲン協定ラベルの情報は現在、ＥＵ加盟国の警察に連絡されており、不法入国対策に向けた入国管理が強化されている。　
　
　エウロパ・プレス通信が得た情報によると、犯行の目的は南米市民に売却するためという。　
　
　シェンゲン協定は、ＥＵ加盟国域内において査証審査を廃止し、共通ビザの発行により、自由に移動が行えるようにするもの。　


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