2003年02月08日05時03分掲載
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パプアで部族抗争 少なくとも5人死亡
【東京7日=稲元洋】6日付のパプアニューギニア紙ポストクリエによると、同国第2の都市ラエで5日午前4時ごろ、異なった部族間の抗争が起こり、少なくとも5人が死亡、家や商店が焼かれるなどした。
警察当局などによると、ラエ西部の高地に住む部族がメニャミャ人と呼ばれる部族が住むラエ郊外の西タラカを襲撃した。襲った部族はマシンガンなどで武装していたという。
警察はメニャミャ人が逃げ込んだ林の中などにまだ数体の死体があるとみており、犠牲者はさらに増えそうだ。
両部族の抗争では今月2日にも、酔った西部高地の部族がメニャミャ人を殺害する事件が起きている。以来、ラエ郊外の西タラカではこぜりあいや住宅への放火事件などが続いていた。
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