2003年02月08日12時50分掲載
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ファッションショーでも反戦を 「パサレラ・ガウディ」=バルセロナ
【バルセロナ7日=宮下洋一】スペインのバルセロナで今月4日から、毎年恒例のファッションショー「パサレラ・ガウディ」が開催された。今回のショーで特に注目されているのは、米国のイラク攻撃反対を訴え、デザインの一環として衣服に「NO」と書くなどの抗議を行っていることだ。観客席にも、胸元に「戦争反対」と書かれたシールを貼っている観客の姿があった。
ファッションショーを見に来た地元の女性は「戦争反対」のシールを配布し、「2月15日の反戦デモに参加しましょう」と呼びかけていた。東京、大阪、神戸、沖縄の4都市にお店を開いたばかりの地元デザイナー、ミリアム・ポンスさんは「ショーが終わったときに、鳩を会場内に飛ばせるつもりでした」と語ったが、会場責任者からの許可が下りず、実行はできなかった。
アントニオ・ミロやリディア・デルガードを始め、日本でも人気が出てきたスペインのファッション界では、昨年から、バルセロナ対首都マドリードというファッション都市争いでもめごとが続いてきた。
孤立してでも地方色を尊重しようと試みるバルセロナ「パサレラ・ガウディ」に対し、マドリードの「パサレラ・シベレス」は、2大都市を統合しファッションの中心地を首都に移したい考えだ。「ファッションは国単位で生まれるものではない」と主張するバルセロナ側の動きが、しばらく続きそうだ。
ファッションショーは7日に終了したが、展示会は9日まで開催される。
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