2003年02月14日01時40分掲載
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東ティモール大統領がスイス、デンマーク大使から信任状を受理
【ディリ13日=和田等】東ティモールのグスマン大統領は12日、デンマークのゲールト・アーガード・アンダーセン駐インドネシア大使とスイスのジョルジュ・マーチン駐インドネシア大使からの信任状を受理した。両国大使は通常はジャカルタに滞在し東ティモールとの外交関係を管轄する。
デンマークのアンダーセン駐インドネシア大使兼東ティモール大使は12日、東ティモール訪問に際して、先月19日に発生した火事で被害を受けたディリ市内のベコラ刑務所を訪ね、同刑務所の再建支援のため、デンマークが5万ドルを寄付することを明らかにした。
ベコラ刑務所では、マットレスや殺虫剤の缶など燃えやすいものが置かれていた倉庫から出火し、刑務所の入り口と事務・運営施設に損害が出、その再建には総額20万ドルが必要とされるとみられている。このため、東ティモール政府は国際社会に再建支援を求めている。これを受けて、司法部門で国民の能力向上のための支援をおこなってきているデンマークが、支援の一環として刑務所の再建支援を申し出た形となった。なお、同刑務所の火事では負傷者などは出ていない。
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