2003年03月06日05時17分掲載
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東ティモールPKOの半年延長を提案 アナン総長、治安回復まだと
【東京6日=広井孝明】国連のアナン事務総長は、東ティモールでの国連平和維持活動部隊の駐留を、当初の撤退期限としていた今年6月から6カ月延長し、今年12月末までとすることを提案した。5日、ラジオ・オーストラリアが報じた。
アナン事務総長は駐留延長の理由として、過去3カ月間に起きた旧インドネシア併合派の武装グループによる暴動などを挙げ、治安状況がまだ十分回復していないためとした。国連安保理は、この提案を3月後半に協議するという。
東ティモールの国連平和維持活動には現在、日本の自衛隊員を含め、各国から3853人の軍兵士、730人の警察官、約2300人の民間人が参加している。
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