2003年03月22日02時19分掲載  無料記事
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米大使館前でも「戦争反対」連呼 連日の抗議行動の参加者増える

 【東京21日=河合敦】イラク戦争が2日目に入った21日、東京都港区虎ノ門のアメリカ大使館前では、午後から「非戦ネット」など反戦団体の呼びかけに応じた市民が延べ1000人ほど集まり、太鼓をたたくなどしながら、大使館に向かって「戦争反対」と叫び続けた。米大使館前の反戦行動としては、今回の事態の中で最大規模で、終日、百人以上の警察官が十数台の装甲車を付近に用意、厳重な警戒に当たった。 
 
 午後7時すぎになっても、なお500人近くが「石油のために戦争をするな」「ブッシュは戦争犯罪人」などさまざまなプラカードを手に連呼した。また、小さなキャンドルを手に静かに平和を祈る人もいるなど、思い思いの抗議行動を示した。 
 
 参加者には20代から30代の若年層が多く、半数近くが女性だった。 
 
 米大使館前では今週に入って毎日、デモや集会などの反戦行動が続けられており、日を追ってその集まる人数は増えている。この日の参加者の男性は「大使館を包囲して道を人で埋め尽くすまでにしたい。多くの人に集まってほしい」と訴えていた。 


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