2003年04月09日03時40分掲載
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国会に停戦決議求める市民ネットワーク 医師、翻訳家らが呼びかけ
【東京9日=稲元洋】日に日に犠牲者が増え続けているイラク戦争を一刻も早く停戦させようと、医師の青木正美さん、翻訳家の星川淳さんらが呼びかけ、このほど「イラク戦争の停戦を求める市民のネットワーク」を発足させ、日本の国会議員に対し、戦争当事国および国連に停戦実現を求める決議案を提出させるよう申し入れる呼びかけを始めた。
同ネットワークの呼びかけには9日朝現在で、市民グループなど全国各地の23団体、451人の個人が賛同を申し出ているという
。
同ネットワークの伊藤美好さんはEメールを通じて「多くの人が、賛同のメールやファックスとともに真摯なメッセージを送ってくれている」とし、この動きを署名運動に終わらせるのではなく「全国各地の人が自らの意見を国会議員や地方議員に伝えたり、地方選候補者の意見を確かめて投票の判断材料にするなど、だれもが政治に対して能動的にかかわるきっかけにしていきたい」と訴えている。
同ネットワークは、イラク戦争に反対している元国連査察官のスコット・リッター氏の日本招聘実行委員会のメンバーが中心となって発足させた。
【HP】「イラク戦争の停戦を求める市民のネットワーク」
http://www.ribbon-project.jp/iraq-truce/
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