2004年04月06日15時59分掲載
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運転中の携帯電話使用、NZでも禁止に向け前進
【オークランド6日=畑中美紀】ニュージーランドでも、車の運転中にハンズフリー機能のない携帯電話を使用することを禁じる法律が、早ければ今年末にも施行される見通しだ。4日付のニュージランドヘラルド紙が報じた。陸路交通安全委員会(LTSA)による自動車事故に関する報告と調査に基づいて、運輸副大臣のハリー・ダンホーベン氏に、6日付けで公式に法律制定に向けての概要が伝えられることになっている。
4月1日にはクライストチャーチの路上で、乗用車を運転していた16歳の少年が、自転車に乗っていた人に衝突し、死亡させるという事故が起きた。警察の調べによると、この少年は事故直前に、携帯電話を使って通話、またはテキストメッセージを作成していた可能性が高いという。
同様の事故は、2年前には32件、昨年は45件と増加の一途をたどっており、新法律でこれに歯止めをかけるのが狙いだ。
中には、ハンズフリー機能の有無に関わらず、運転中には一切の通話使用を禁じている国もあり、今後、この是非に関して討議が重ねられる予定。ただ、同副大臣は、「個人的には、ハンズフリー機能による通話のために運転を妨げられたと感じたことはない。これを禁ずるというなら、ドライバーがタバコに火を付けたり、サンドイッチを食べるときにも運転を妨げられていることになる」とし、ハンズフリー機能の使用禁止には反対の意向を明かしている。
自動車連盟の広報ディレクターであるジョージ・フェアバーン氏も、運転中にハンズフリー機能の携帯電話を使用することが認められているイギリスの現状が満足のいくものであることに触れ、ハンズフリー機能のついた携帯電話の使用には賛成の意を表している。
同委員会のスポークスマンも、携帯電話に対する新しい法律ができれば、ドライバーの運転マナーの改善にもつながるのではないかと新法案に期待を寄せている。
この法案が運輸大臣、運輸副大臣、内閣によって承認されれば、今年の10月もしくは11月には新しい交通ルールとして制定される。
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