2004年04月08日19時11分掲載
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バヌアツ:32人が大統領選に立候補、13票足らず2回目の選挙に
【東京8日=ベリタ通信】南太平洋のバヌアツからの報道によると、8日に実施された大統領選挙に史上最多の32人が立候補したが、投票者数が選挙成立に必要な3分の2に13票足りなかったため、10日に再度実施されることになった。投票数が3分の2に達するまで選挙が続けられるという。
候補者乱立の原因は、国民なら誰でも立候補できる牧歌的な公職選挙法にある。
今回の大統領選挙には、英国国教会の司教、初代大統領、元警察長官、元国会議長ら多彩な人物が立候補している。
選挙管理委員会の関係者はバヌアツの選挙について、「バヌアツ人なら誰もが大統領に立候補できる開かれた選挙だ。女性も立候補できるが立候補したのは男性だけ」と話している。
バヌアツは1980年にイギリスから独立した、人口約20万人の新潟県ほどの面積の島国。今回はジョン・バニ大統領の任期満了に伴う選挙。
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