2004年05月23日05時34分掲載  無料記事
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祝賀一色の中、反対の声も スペインの皇太子結婚式

 【マドリード22日=山上郁海】雨模様の22日、スペインの首都マドリードのアルムデナ大聖堂で、フェリペ皇太子(36)とテレビのキャスター、レティシア・オルティスさん(31)の結婚式が行われた。早朝からスペインのテレビ各局が結婚式の報道で一色に染まる中、レティシアさんが、かつて勤めていたテレビ局は、結婚反対派の街頭演説などのニュースも放送した。 
 
 招待客は1600人。世界各国の皇室関係者を始め、スペインの各政党、スポーツ選手や芸能人たちが出席した。ただし、バルセロナのカタルーニャ・エスケーラ党、バスク民族党、統一左翼、ガリシア連合などの政党は欠席した。 
 
 2003年11月の婚約以来、レティシアさんは、フェリペ皇太子とともに、マドリード列車テロ爆破事件の犠牲者の国葬、デンマーク王子の結婚式に参列するなど、すでに公務を務めていた。 
 
 しかし、離婚経験があり、離婚後は恋人と同棲していたとも伝えられる元ニュースキャスターが皇太子妃となることに、スペイン国民は複雑な反応を示していた。才色兼備をたたえる声がある一方で、レティシアさんに対して、計算高い、財産目当て、などの声も囁かれていた。 
 
 レティシアさんは、マドリードの大学、大学院でマスメディアを専攻、メキシコで博士号を取得後、メキシコやスペインのマスメディアで活躍。ABC紙やEFE通信の記者を経て、スペインの衛星ニュース局でニュースキャスターとして活躍した。二人の結婚は、「逆・ローマの休日」と形容されてもいる。 


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