2005年04月07日20時47分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200504072047234
米、隣国への出入国管理も厳格化
2001年の同時テロ以降、入国管理を厳重化している米国は、米国人のカナダ、メキシコなど隣国への旅行についても、これまで求めなかったパスポートの提示を求める方針を決めた。同様にカナダ人などの米入国についてもパスポート提示を求める方針。(ベリタ通信)
AFP通信によると、パスポート提示は今年12月31日から、まず陸路での出入国に適用され、2006年12月31日からは空路での出入国にも適用される。
これまで米国人がカナダを旅行する場合、またカナダ人が米国内を旅行する場合は、運転免許証か出生証明書などの身分証明書を国境で提示するだけで出入国が許されていた。
米国務省は今回の措置を「安全対策強化のため」としている。
米国は日本からの入国者に対しても昨年から入国管理を強化、原則としてすべての日本人入国者の顔写真撮影をし、指紋を採取している。
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。