2005年04月11日03時03分掲載  無料記事
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津波で新たに200万人が極貧層に ADB報告

 アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は今週発表した報告書で、昨年末のインド洋大津波により、アジア各国では新たに約200万人が極貧層に属するに至っていると発表した。津波による死亡者総数は27万3000人としている。 
 
 ADBによると、インドネシアでは津波によって新たに約100万人の極貧層が生まれ、国全体の極貧層の割合を1ポイント高め、18.7%にした。 
 スリランカでは、新たに28万7000人が極貧となり、国全体の極貧層の割合を1.4ポイント上昇させ、26.6%にした。 
 
 津波以前においても人口約10億人のうち2億6126万人が極貧層に属していたインドでは、津波で新たに64万4000人の極貧層が生まれた。 
 
 同様にタイでは2万4000人が新たに極貧層となったという。(ベリタ通信) 


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