2005年05月13日16時52分掲載
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ウズベキスタンで数千人が「過激派」拘束に抗議し刑務所襲撃
AP通信は13日、ウズベキスタン東部の町アンディジャンで、イスラム教過激派として著名な時実業家らが拘束されていることに数1000人の人びと抗議し、刑務所を襲撃するなどしたと報じた。
AP通信によると、この事件で少なくとも9人が死亡、34人がけがをした。抗議行動をしている人びとは武装し、警察署などを包囲している。
首都タシケントでも緊張が高まっており、イスラエル大使館の前で自爆テロ犯と間違われた人が射殺される事件が起きているという。
ウズベキスタンでは憲法に違反し、過激派を組織したとして23人が拘束されているが、これに対する抗議行動が各地で広がっていた。
ウズベキスタンでは、アフガニスタンの旧タリバン政権と関係の深く、イスラム国家樹立を目指す「ウズベキスタン・イスラム運動」(IMU)が1996年に結成され、米国は国際テロ組織に指定している。同組織は、99年8月にキルギスタンで日本人技師誘拐事件を起こしたとされる。
(ベリタ通信)
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