2005年06月28日08時36分掲載  無料記事
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中東諸国はイラン次期大統領を「歓迎」

イランで保守反米派のアハマディネジャド・テヘラン市長が次期大統領に選出されたことについて、中東では27日までに湾岸諸国を中心にこれを歓迎する声が広がっている。欧米ではアハマディネジャド次期大統領を「保守強硬派」として警戒する声が強いが、これまでのところ中東各国の元首や政府首脳からは、警戒感を示唆する声は出ていない。 
 
 
 AFP通信によると、サウジアラビアでは病床にあるとされるファアド国王が「より関係を強固なものにしていきたい」とのアハマディネジャド政権誕生を歓迎する声明を国営通信を通じて発表。クウェートでは内閣が「二国間関係がより改善され、両国共通の利益がもたらされることを願う」と同政権誕生を祝福した。イランとペルシャ湾の島の領有をめぐり、争いを続けているアラブ首長国連邦も「二国間の友好的な関係が深まることを願う」との大統領声明を発表した。 
 
 
(ベリタ通信) 


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