2005年07月25日18時17分掲載
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マレーシアでの自動車盗難が増加
【シンガポール２５日＝和田等】マレーシア警察庁のバクリ・オマル長官がこのほど明らかにしたところによれば、今年１月〜６月の上半期にマレーシアで被害届け出のあった自動車盗難台数は４７５５台に達した。１日平均２６台が盗難の被害にあった計算になる。２００４年１年間の自動車盗難の被害届け出台数は８６２４台で、１日当たりの盗難台数は２３台だった。地元英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
今年上半期に盗難にあった自動車４７５５台のうち、警察が回収したのは２２４４台で、回収率は４７．２％だった。０４年１年間では盗難にあった自動車８６２４台のうち４２１７台が回収され、回収率は４８．９％だった。半分以上が行方不明になったままであることが示されている。
自動車、バイク、トラックを合わせた車両の今年上半期の盗難被害の届け出件数は３万１２１０件で、このうち４３．４％に当たる１万３５４５件が解決した。
バクリ長官はまた、今年１月〜６月の間に全国で２３の車両盗難組織を摘発し、容疑者４２５２人を逮捕、このうち２３２９人を起訴したことを明らかにした。
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