2005年07月28日17時03分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200507281703534

イラク・サイトがサマワの抗議デモ写真掲載 「占領状態ますます悪化」と伝える

 【東京28日=齊藤力二朗】27日付のニュース・サイト、イラーキ・リーグは、同紙通信員がサマワで撮影した占領軍と州政府に抗議するデモの写真5枚を掲載した。 
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=2288 
 
 同サイトに掲載された記事は次の通り。 
 
 「サマワの本紙通信員は、ますます悪化する占領状態と行政の腐敗に対する反感が増大していることを示すこれらの写真を撮影した」 
 
 「サマワは平穏で、戦闘地域から離れた町のひとつであった。また、占領軍は常に、サマワが占領を受け入れるイラクの代表的な都市だと主張してきた」 
 
 「ところが、ここにこの主張がまやかしであることが明らかにされた。イラクの各都市は次々に、占領状態への『拒否戦線』に加わりつつある。たとえ日本のそれであってもだ」 
 
 「サマワは、私腹を肥やすために占領状態の定着させようとしている政府高官たちにまん延する深刻な腐敗や盗みなど、占領の結果に生じた全てを拒否している」 
 
 「現在サマワは、占領軍とその仲間たちの計画を挫折させるために、継続的な市民による反抗と示威運動に全住民が参加する模範都市となりつつある」 
 
 なお、26日付の同紙は、同日のデモには数千人が参加したと報じた。 


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