2005年08月01日11時51分掲載
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素性の不明な外国支援組織
【東京1日=齊藤力二朗】30日付のイラク・パトロールによると、イラク国内で素性のはっきりしない組織が活動しているという。
バグダッドやスレイマニヤ、ハニキン、ドホーク、サマワ、バスラなどの都市で活動する大方の人権団体や慈善組織はイスラエルの対外諜報機関モサドの管理下に置かれているという。抵抗勢力の情報を収集するモサドの要員は、バグダッドのカラーダ地区にあるスデイル・ホテルに宿泊している。
一方、米国は、クルディスタン民主党(KDP)下部機構の諜報機関や情報センターへの就職が決まっている民兵のために、コンピューターとインターネットの訓練センターを開設し始めた。
また、イラク北部のザクーの軍学校を近代化するために、KDPの指導層に5百万ドルを供与した。更にバグダッド中心部のグリーン・ゾーン(米軍管理区域)でクルド人が多数派を占めるイラク国家警備隊員に、情報収集方法の講義が行われている。一方ニュー・ライフ教会派の米国人宣教師たちは、アラブ人学生との集会を開いている。
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