2005年08月08日09時33分掲載
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バグダッド空港攻防戦で「核爆弾」使用と主張
【東京8日=齊藤力二朗】イラクのニュース・サイト、バグダッド・ラシードに以前掲載された、2003年のバグダッド侵攻時の最大の決戦であったバグダッド空港攻防戦で使われた「新型核爆弾」の記事を再掲した。 以下抄訳。
(バグダッド空港で)戦闘が開始されたが、最初から勇敢な共和国防衛隊が優勢であった。そこで米空軍がこの強力な部隊の行動を阻もうとしたが無駄であった。戦闘の趨勢は明らかに共和国防衛隊側に傾いていた。
この情勢を跳ね返すために、米特殊作戦部隊所属の戦闘機2機がクウェートの基地から飛び立った。それぞれ、重量9530kg、全長9メートルのMOAB(強力な爆発力の空軍兵器)爆弾を積載していた。この機種の戦闘機は地獄を創出するので、発進するにはペンタゴンの命令を必要とした。
この爆弾は事実上核爆弾であったが、新種、或は別種といえるものである。爆心部の温度は1万度を超えるため、いかなる金属をも融解し、いかなる生物をも蒸発させるに十分であった。
その上、家庭用電子レンジの数千倍のマイクロ波の高度に凝集し高密度の放射波を発するため、あらゆる種類の車両とその乗員を炭化させるか、野外で直接にこの放射波を浴びた人間の骨から肉を剥離した。爆心の直径2マイル内は致命的な影響を蒙る。
人口衛星により操作されるため、誤差は13メートルとピンポイントの攻撃が可能だ。それにも関わらず、この爆弾は過剰な破壊力を有していたため数百人もの敵兵が死亡し、強力なマイクロ波の影響で大方の車両が使用不能になった。
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