2005年08月30日01時42分掲載
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観光ビザでの就労を監視へ
【クアラルンプール29日=和田等】東ティモール警察出入国管理局のカルロス・ジェロニモ局長は、国内に観光ビザで仕事に従事している外国人が少なくとも171人いると述べた。これら外国人の多くはインドネシア人、フィリピン人、中国人だという。地元紙ディアリオ・テンポが伝えた。
東ティモールでは、経済になかなか改善の兆しが見えない中で、インドネシア人やフィリピン人、ベトナム人、インド人が小規模ビジネスに乗り出し、東ティモール人は参入の機会を奪われた形となり、不満が高まっている。
こうした不満を代弁する形で、同国の著名実業家オスカル・リマ氏は、「東ティモール人のビジネスの機会が制限されないようにするため、出入国管理局はこうした外国人による小規模ビジネスをさらに厳しく規制する措置をとるべきだ」と主張していた。
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