2005年09月14日23時56分掲載
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女性操縦士のみのフライト シンガポールの航空会社
【クアラルンプール14日=和田等】カンタス航空とシンガポール航空との合弁による格安航空会社、ジェットスター・アジアが13日、機長、副操縦士ともに女性というフライトを行った。シンガポールの地元航空会社としては初めての試み。英字紙ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
アナスタシア・ガン機長と女性副操縦士が担当したのは、シンガポール−バンコク便のフライト。
シンガポールで勤務する女性民間航空機パイロットは数えるほどしかおらず、機長職にあるのはガンさんのみと見られる。
ガン機長はシンガポール空軍に22年間所属したあと、3年前にシンガポール航空(SIA)系のシルクエアにパイロットして就職。その後、同じくSIAグループのジェットスター・アジアに異動した経歴の持ち主。
副操縦士を務めたのはカミール・ウィリアムズ一等操縦士。ウィリアムズ一等操縦士は、「女性機長とフライトするのは今回が初めてですが、普段の男性機長とのフライトと異なる点はありません」と感想を語った。
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