2005年10月13日06時32分掲載  無料記事
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仏の国民戦線が書記長を解任

【パリ12日=及川健二】フランスの極右政党「国民戦線」の執行委員会は11日、同党ナンバー3で欧州議会議員のカール・ラング書記長を解任すると発表した。 
 
 ラング氏は副党首に就任し、新書記長にはジャンマリ・ルペン党首の娘マリーヌ・ルペン副党首の側近、ルイス・アリオ氏が任命される。 
 
 ラング前書記長は先月、ルペン党首が主導した国民戦線の幹部解任決議に反対したことから、今回の措置は造反に対する「懲罰」とみられる。 
 
 ラング氏は1988年から95年まで書記長を務め、98年に再任されていた古参幹部で、党内穏健派として知られている。 


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