2005年10月17日01時08分掲載  無料記事
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パキスタン地震死者4万人の恐れ

 ムザファラバード発のAP通信によると、パキスタン北部を襲った地震は15日までに死者4万人に達する恐れが出ている。アジアでは昨年のインド洋大津波以来の大災害となった。 
 
 被災地では各国の支援によって、ヘリなどが負傷者の救援をなお続けているが、がれきの上に雨や雪が降り積もるなど天候は悪化しており、救出作業もはかどっていない。 
 
 ヘリに乗せられず、現地に置き去りにせざる得ない負傷者も多数いるという。 
 
 現地はシェルターなども十分になく、パキスタン北部が冬入りしつつある中、被災者は過酷な境遇に置かれているもようだ。 
 
 (ベリタ通信) 


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