2005年12月24日16時34分掲載
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英国など3カ国が豪州への旅行自粛を呼びかけ
【アデレード24日=木村哲郎】オーストラリアの各メディアによると、今月シドニーで起きた暴動を受けて、イギリス、カナダ、インドネシアの3カ国が自国民にオーストラリアへの旅行を控えるように勧告していることが分かった。
しかし各テレビ局のオーストラリア滞在中のイギリス人観光客へのインタビューでは、オーストラリアは安全でありイギリス政府の対応は極端ではないか、という声が目立った。
また22日に発表された民放9チャンネルの世論調査では、「各国が必要以上にシドニーの暴動に敏感になっていると思うか」という質問に、6割強のオーストラリア市民が「イエス」と答えていた。
シドニーの日本大使館は、邦人に対しシドニーで慎重な行動を取るように「注意喚起」を行うにとどめ、旅行や滞在を控える勧告はしていない。
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