2006年01月02日22時16分掲載  無料記事
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検証・メディア

沖縄2紙の元旦「社説」 在日米軍再編と改憲の動きに強い危機感

 沖縄の2紙の元旦「社説」を紹介する。琉球新報は「平和再構築の年に・もう国策の犠牲はごめんだ/九条改正論にも危険な兆候」の見出しで、「在日米軍再編による米軍と自衛隊の一体化、さらに平和憲法も危うい状況となり、改憲への動きも急ピッチで進められている」現状に危機感を表明、「歴史の歯車を逆転させることなく、平和な社会を築くには一人一人の英知と努力が必要である」と訴えている。 
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html) 
沖縄タイムズは「正念場の米軍再編問題」の見出しで、政府は、強権措置と振興策を絡めた「アメとムチ」の特措法で、米軍再編の受け入れを迫るだろうが、「国民の支持のない米軍再編は、日米同盟の将来に悪影響を及ぼすはずだ。まして、強行すれば混乱は避けられまい」と指摘、巨大な米軍基地に翻弄され続けてきた沖縄の歴史から1日も早く脱却しなければならない、と強調している。 
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20060101.html#no_1) 
日米軍事同盟の呪縛から脱却できない、本土の大手各紙の社説を批判した安原和雄氏の下記論評と併せて読んでいただきたい。 (ベリタ通信) 


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