2006年01月12日11時23分掲載  無料記事
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新たな「愛国主義」目指す 仏の右翼政党

  【パリ11日=及川健二】フランスの極右政党、国民戦線から支持者を奪う形で支持を広げている右翼政党「フランスのための運動」のフィリップ・ドビリエ党首が11日、パリ市内で今年初めての記者会見を開いた。 
 
 ドビリエ党首は2007年の大統領選挙に出馬することを表明しており、国民戦線のジャンマリ・ルペン党首との競合が注目されている。 
 
 ドビリエ党首は記者からの質問に答え「私は行動のプロであり、向こう(ルペン党首)は抗議のプロでしかない」と述べ、自らのほうが大統領の的確性があることを強調し、「わたしへの投票は希望の1票。ルペンへの投票は絶望の1票だ」と述べ、極右とは一線を画す新しい「大衆による愛国主義」を目指すと決意表明した。 


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