2006年04月17日21時50分掲載
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俳優、TVドラマ、携帯など韓国に軍配 映画、食品、ファッションは日本 シンガポール紙の「日韓勝敗表」
このところ、シンガポール・メディアでは、日本と韓国を比較して論じる記事が増えている。シンガポール紙ストレート・タイムズは3月末に、両国の文化や製品を分野別に比較した「種目別日韓勝敗表」を1ページ全面にわたって掲載した。比較種目は18で、勝敗はシンガポールでのソフト売上高などを基本として判定。日本が韓国に勝ったのは映画、女性歌手、自動車、テレビなど11分野。負けたのは男優、女優、男性歌手、TV連続ドラマなど7分野だった。(クアラルンプール・和田等)
映画では、ホラー映画人気で日本に軍配があがった。興業収入最高額は「呪怨」(清水崇監督)で116万シンガポールドル(約8120万円)の大ヒットとなった。韓国映画ではカン・ジュグ監督の「ブラザーフッド」が上げた58万5000シンガポールドル(約4100万円)が最高だった。
男優と女優、男性歌手、TV連続ドラマ、VCD売上げは韓国が優勢勝ち。VCDの売上げは2003年以後の韓流ドラマ人気沸騰のせいで、日本のドラマ人気はがた落ちとなった。その結果、VCDの売上げは韓国ものが30%増加し、日本ものは70%もダウンしたという。スポーツ選手では、7人のサッカー選手を世界の舞台に送り込んでいることを理由に日本の勝ちとしている。
一般商品分野で日本が韓国に敗れたのはMP3プレーヤーと携帯電話。化粧品、食品などは日本に軍配が上がった。
■種目別日韓勝敗表(3月26日付ストレート・タイムズより)
勝った国
・映画 日本
・男優 韓国
・女優 韓国
・女性歌手 日本
・男性歌手 韓国
・TV連続ドラマ 韓国
・自動車 日本
・テレビセット 日本
・MP3プレーヤー 韓国
・携帯電話 韓国
・化粧品 日本
・食品 日本
・ファッション 日本
・旅行 日本
・アニメ/漫画 日本
・VCD 韓国
・本 日本
・人気スポーツ選手 日本
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