2006年04月21日02時03分掲載  無料記事
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辺見庸氏が27日に都内で講演 病後初めて、「改憲反対」テーマに

  【東京20日=ベリタ通信】作家の辺見庸氏(61)が、今月27日、「憲法改悪にどこまでも反対する」と題した講演を東京都千代田区の毎日ホールで行う。一昨年3月、新潟市内で講演中に脳出血で倒れて以来、辺見氏が講演を行うのは初めて。 
 
  辺見氏は脳出血後のリハビリ中だった昨年末、結腸がんがと診断されて手術を受け、1月に退院したばかり。現在も脳出血のリハビリと、抗がん剤などによるがん治療を同時に行っている。 
 
  脳出血で倒れた後は「講演中に倒れたこともあってトラウマみたいなものがある。書くことを優先したい」として辺見氏は講演を断ってきたが、関係者によると、近著「自分自身への審問」(毎日新聞社)の刊行後、「言うべきことは人前で言っておきたい」と引き受ける意思を伝えたという。 
 
  今回の講演会の主催は毎日新聞出版局。予約制で既に申し込みを既に締め切っているが、当日の立ち見であれば、予約なしでも入場できる可能性はあるという。 
 
■『辺見 庸 講演会』 のお知らせ 
 「憲法改悪にどこまでも反対する」 
  日時:4月27日(木)午後7時より 
  ※参加ご希望の方は、往復はがきにお名前、ご住所を明記の上、下記の 「辺見庸講演会実行委員会」までご応募ください。(4月19日消印有効) 
 抽選で400名様に整理番号を記入して返信いたします。 
 
会場:毎日ホール 
 (東京メトロ東西線・竹橋駅下車パレスサイドビル地下1階) 
 
会費:1000円 
 
主催:毎日新聞社出版局 
    「辺見庸講演会実行委員会」 
   〒100-8051 千代田区一ツ橋1-1-1 
   tel 03-3212-1071 


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