2006年04月26日21時20分掲載
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共謀罪反対集会に500人参加 法律の恣意的解釈に強い懸念
【東京26日=ベリタ通信】犯罪とみなされる行為を話し合っただけで逮捕される恐れのある、「共謀罪」の新設に反対する集会が26日、東京都内で開催され、500人以上(主催者の日本弁護士連合会発表)が集まった
衆議院の法務委員会では民主党などの野党が採決に反対し、廃案を目指している。しかし自民党と公明党の与党側は28日にも強行採決に持ち込むのではないかとみられている。
集会では民主党の菅直人代表代行、社民党の福島瑞穂党首のほか、共産党も含めた野党3党から計8人の国会議員が挨拶した。共謀罪を柱とする組織犯罪処罰法などの改正をめぐっては、野党3党の国会対策委員長が26日、廃案を目指して結束することを確認している。
また集会では、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳さんや、アムネスティ日本の事務局長の寺中誠さんが、捜査当局が恣意的に法律を解釈し、市民団体などの活動にも適用されるとの懸念を訴えた。
ジャーナリストの寺澤有さんは、ブログを通して共謀罪を知らない人たちの関心を集めた上で「現実の世界で行動しないといけない」と呼びかけた。
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