2006年05月05日12時04分掲載
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検証・メディア
「輝きを増す『九条』」「『戦争放棄』を子供たちの誇りに」 沖縄2紙の憲法社説
憲法記念日の3日、沖縄タイムスは社説で、米軍基地によって平和憲法から疎外されてきた沖縄の立場から、「いま世界は猜疑心に包まれ、テロなどの不穏な空気が漂う。だからこそ憲法前文と第九条にある理念の普遍性は一層輝きを増しているのではないか」と主張した。琉球新報も2日の社説で、現憲法を「古着」扱いすることはやめてほしい、と訴え、「世界各地で紛争が頻発する現状では、むしろ『日本国憲法』は輝きを増している。『戦争放棄』の精神を世界に向けて発信すれば、子供たちに『愛国心』教育など必要ない。誇れる憲法を持つ誇れる国。子供たちはしっかりとこの意識を受け継ぐに違いない」と、述べている。本土6紙の社説を分析した安原和雄氏の文章(別掲)と併読していただきたい。(ベリタ通信)
沖縄タイムス社説:
[憲法改正論議] 機が熟したとは言えない
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20060503.html#no_1
琉球新報社説:
憲法公布60年・輝きを増す「九条」/改正論議の前に貢献評価を
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13302-storytopic-11.html
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