2006年05月05日23時18分掲載  無料記事
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東京は「子どものパラダイス」 豪紙が都内の施設を紹介

  【アデレード5日=木村哲郎】州都ブリスベンに加え、世界遺産グレートバリアリーフの玄関口、ケアンズからも日本への直行便が出ているオーストラリア北東部クイーンズランド州の日刊紙クリア・メールがこのほど、観光地としての東京は、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)のような有名所に行かなくとも、毎日子どもを飽きさせることなく、安く2週間を過ごすことのできる「子どものパラダイス」だ、と伝えた。 
 
 記事ではまず東京・神田の「交通博物館」(5月14日に閉館。2007年10月14日、さいたま市に移転、鉄道博物館として開館予定)を取り上げている。「4歳の子どもが時速300キロで駆ける新幹線を運転。いくつものカーブを抜け、駅に滑り込んだ」と新幹線のシミュレーターを紹介し、大人よりも子どもの方が上手く運転できるようだとも皮肉っている。 
 
 また、ここには蒸気機関車から新幹線などの鉄道関連の展示もあるが、日本航空機のファーストクラスに座ることもでき、「鉄道ファン」でなくても楽しめるとしている。 
 
 次に紹介されたのは、渋谷区にある「東京都児童会館」。幼児からティーンまでを対象にしたこの公立施設では、遊具施設や図書館などの設備だけでなく、好きなだけ楽器を演奏することもでき、入場は無料。 
 
 約5豪ドルの入場料を払うが、「こどもの城」(渋谷区)はさらに規模が大きく、皇太子ご夫妻の長女敬宮(としのみや)愛子さまが遊びに来ることもあるという。 
 
 上野動物園はシドニーのタロンガ動物園とは違いコンパクトだが、パンダがいると紹介。 
 
 外で遊ぶのなら、東京の中心部に明治神宮外苑児童遊園や新宿御苑があるほか、少し足を伸ばせば井の頭恩賜公園もある。 
 
 最後に銀座のソニービルを紹介。テレビゲームは無料だが、おもちゃを買いすぎでクレジットカードを使いすぎないように、と警告している。 


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