2006年05月11日20時19分掲載
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「ダ・ビンチ・コード」、シンガポールでは16歳以上に限定して公開
【クアラルンプール11日=和田等】世界が注目する話題作「ダ・ビンチ・コード」がシンガポールでは16歳以下は鑑賞不可の「NC16レーティング」で公開されることになった。聯合早報が報じた。
映画のレーティング(鑑賞できる観客対象の格付け)を決定するメディア・センサー・ボードは同日の発表で、「審査を行った委員会のメンバーは同映画を虚構のサスペンス映画と位置づけ、当地での上映は問題なしと判断した。ただし、映画の中の虚構と事実を区別するにはある程度の経験が必要であり、16歳以下の観客の鑑賞には適さないとの判断も下し、NC16のレーティングを下した」と当局の見解を説明した。
バチカンは「ダ・ビンチ・コード」がキリストを冒涜していると非難し信者に同映画をボイコットするよう指示。当地のキリスト教協会も先月、リー・ブーンヘン情報通信・芸術相に対して、「ダ・ビンチ・コード」を上映禁止にするよう求める書簡を送っていた。
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