2006年08月05日18時06分掲載
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中東
マレーシアがレバノンに平和維持軍1000人派遣の用意
【クアラルンプール5日=和田等】マレーシア国軍のアンワル・ノル司令官は4日、レバノンでの停戦が宣言されればすぐにでも平和維持軍1000人を送れる態勢をとっていると語った。レバノンに派遣される軍人は防弾チョッキを着用するほか、車両にも防弾装備が施されたものを送り、不測の事態に備える。地元各紙が伝えた。
平和維持軍の派遣に先がけ、マレーシアはレバノンの状況を調査する監視団を派遣することにしている。国軍は、政府の許可が出次第、平和維持軍を派遣するが、現在それに向けての準備を整えているところだ。
マレーシアは5月に国内混乱に陥った東ティモールに平和維持部隊200人以上を派遣、現在も同国で平和維持活動にあたっている。このほかにもマレーシアは、国連が是認した数々の国際平和維持・兵力引き離し(停戦)活動に参加している。
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