2006年08月08日19時15分掲載
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世界華人長者番付、1位は香港の大富豪
【星日報特約8日】世界華人長者番付が先ごろ発表され、1位には大方の予想通り香港の李嘉誠氏が選ばれた。番付は世界の華人富豪トップ500人を集計したもの。中国の世界傑出華人実業家協会がまとめ、レポートは中国紙・法制晩報に掲載された。
年齢別で見ると41歳から60歳までが260人で過半数を占めた。また最年少は鉄鋼業者「山西海金集団」の李兆会氏の25歳だった。
出身省別では広東省が78人で最も多く、次が浙江省の75人。この2つの省の出身者だけで全体の30%を占めている。
中国国内の経済特区は4つのうち3つが広東省に集中しており、浙江省は民間企業のが最も発展した地域。いずれも富豪が生まれる条件が揃っていることが、この結果にも表れていると、中国の経済専門家は指摘した。
ただし、上位10位は台湾、香港、マカオの富豪で占められ、中国国内の富豪は30位以内には入らなかった。また500位内にランキングした中国の富豪の人数は香港の7倍以上だったが、総資産額は香港の富豪の総計には遠く及ばないのが現状だ。
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