2006年10月04日21時34分掲載
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「マージャンや宝くじはギャンブルではない」が半数:シンガポール
【星日報特約4日】全国ギャンブル中毒予防理事会(NCGB)が今年3月〜5月に、15歳〜75歳のシンガポール人2000人を対象に実施した調査によると、2人に1人はマージャンと4D(4桁の数字を当てて賞金を得る賭け事)、トト、シンガポール宝くじはギャンブルではなく、娯楽と考えていることがわかった。
それでは、どのようなものをギャンブルと考えているのか。地元の民間ギャンブル事業者が運営する卓上ゲーム(82%)、カジノやクルーズなどでの卓上ゲーム(81%)、競馬(76%)、カジノやクルーズなどでのジャックポット(76%)、オンライン・ゲーム(75%)などが高率だった。
ギャンブルをどのくらいの頻度でやっているかについては、10人中6人が「過去1年間に少なくても1回はやった」と回答した。
4つの質問の回答率を民族別にみると、「ギャンブルはあなたにとって娯楽か」との質問では華人が57%がそうだと答えた。「ギャンブルは良い社交方法か」では華人とインド系が接近した数字で、マレー人の同意は9%だけだった。
「ギャンブルは悪いことではないと思うか」では、華人とインド系が半数前後でほぼ同じ。「やりすぎず、たまにやるギャンブルは問題ないと思うか」の質問に関しては、華人が81%と高率で、インド系も65%がこれに同意している。
民族別におこなった調査結果
(数字は同意した人の比率)
☆「ギャンブルはあなたにとって娯楽か」
.華人 57%
.マレー人 24%
.インド系 43%
☆「ギャンブルは良い社交方法か」
.華人 41%
.マレー人 9%
.インド系 35%
☆「ギャンブルは悪いことではないと思うか」
.華人 52%
.マレー人 20%
.インド系 48%
☆「やりすぎず、たまにやるギャンブルは問題ないと思うか」
.華人 81%
.マレー人 34%
.インド系 65%
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