2006年11月21日16時52分掲載
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イアン・ソープが引退を発表 豪男子水泳界のスーパースター
【アデレード21日=木村哲郎ティーグ】2000年シドニー五輪と04年アテネ五輪の競泳男子自由形で計5個の金メダルを獲得した水泳界のスーパースター、オーストラリアのイアン・ソープ選手(24)が21日、引退を発表した。理由として「自分の中で水泳が最優先事項ではなくなった」ことを挙げた。
正午から始まった記者会見では、日本のNHKに該当するABCが正午のニュースで30分番組の15分を当てて記者会見を生中継した。
同選手は「このまま水泳を続けたら、自分に対しても他人に対しても不誠実となる。体力的には継続可能だが、数年前と比べモーティべーションが落ちている」と告白した。
ソープは男子自由形で200メートルと400メートルの世界記録保持者。01年世界選手権(福岡)では6個の金メダルを獲得し、4度世界新記録を出した。弱冠15歳で世界新記録を更新し、天才少年として一躍スーパースターとなった。
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