2006年11月28日15時56分掲載  無料記事
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抵抗勢力が地対空ミサイルでイラク占領米軍F16戦闘機を撃墜

 反米抵抗勢力が地対空ミサイルで、イラク占領米軍のF16ジェット戦闘機を撃墜した。当初、撃墜を認めていなかったイラク占領米軍は墜落を発表した。米軍がF16撃墜を認めたのは初めて。27日付のミドル・イースト・オンラインやイスラム・メモはAPより詳細に伝えている。(斉藤力二朗) 
 
 ファッルージャの東方30キロにあるハスワ(人口20万人)の住民の目撃によると、撃墜されたのは27日午後1時半ごろ。 
 
 F16はハスワ中心部の住宅に集結中の抵抗勢力兵士たちを狙って、超低空飛行でクラスター爆弾を投下していた。抵抗勢力は、ストリラ型地対空ミサイル2発を発射。直撃された一機が機体はナツメヤシ農場に墜落、大爆発を起こし、炎上した。 
 
 現在ハスワは外出禁止令が出され、米軍用機が周辺空域を大規模に旋空している。包囲した米軍は大規模な家宅捜査、住民の拘束作戦が行われている。 


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