2006年11月30日16時00分掲載  無料記事
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イラクの地方紙を発禁、編集長に逮捕状 首相揶揄の漫画掲載で

  【東京30日=齊藤力二朗】ライス米国務長官がイラクのマリキ首相を抱えている漫画を掲載したイラクの新聞が発行停止になり、編集長に逮捕状が出された。28日付のイラーキ・リーグが編集長の息子からの手紙を、「おめでとう、イラクの民主主義」と題して漫画の写真入りで次のように掲載した。 
 
 私は「アルムジュタミア・アルマダニー(市民社会)」紙編集長でモスル郡の評議員、子供の権利と家族保護協会の会長であるマーヘル・オベイディ弁護士の息子、レイス・オベイディです。 
 
 父が同紙の第3号でイラクの現状を映し出す漫画を掲載したところ、モスル州知事が同紙の発行を停止した上で、同紙の一部をマリキ首相に送りました。首相は父を郡評議員から解任するとともに、逮捕状を出しました。 
 
 なお、世界で民主主義の旗手を任じる米国の傘の下でイラクが享受している「民主主義」を次のサイトで見られます。 
 
 http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=6259 


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