2006年11月30日17時08分掲載
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マレーシアに近く3号店開業 シュークリームのビアード・パパ
「黄色い看板」と「おじいさん」の絵柄が目印のシュークリーム専門店「ビアード・パパ」(本社:大阪市北区)が海外進出の一環として、マレーシアでも積極的な店舗拡大を図っている。1年前に首都クアラルンプールに1号店、その後、同近郊に2号店をオープンさせたのに続き、12月1日には観光地ペナン州内に3号店を開く。さらに、来年1月にはセランゴール州スバンにも新店舗をオープンさせる計画だ。
1997年創業の同社は、日本で280店舗のネットワークを展開するとともに海外進出にも力を入れ、これまでに米国、中韓などの東アジア、オーストラリア、さらにシンガポール、インドネシアなどの東南アジアに計350支店を開店させてきた。
マレーシアでのビアード・パパの運営を担うビアード・パパ・マレーシア社のゴー・フックチン社長は、半島部マレーシアのみならず、近い将来にサバ、サラワク両州(ボルネオ島)にも支店をオープンさせたいと張り切っている。
ゴー社長は、盛田昭夫奨学金を受け名古屋に留学した経験を持ち、帰国後もクアラルンプール日本人会主催の盆踊りイベントなど各種イベントに参加するなど、両国交流の橋渡し役を務めている。
ビアード・パパをマレーシアに紹介しようと思ったきっかけについて、「日本にいた時にビアード・パパに行列ができているのをみて、この人気の秘密はどこにあるのだろうと興味を持った」とゴー社長は話す。商品が添加剤や人工着色料を使わないことにもひかれたという。
同社長は続けて、「マレーシアではクリームパフ1個が3.3リンギット(約100円)で、地元の類似商品と比べたら高いが、インドネシアやタイよりも安く、世界で一番安くビアード・パパを味わってもらえるのはマレーシア」と胸を張る。
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