2006年12月02日14時22分掲載
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中国がトップの199個の金メダル:第9回フェスピック大会閉幕 日本は6位に
【クアラルンプール2日=和田等】11月25日にクアラルンプールで開幕した身体障害者によるスポーツの祭典、第9回フェスピック大会06が12月1日に閉幕した。アジア太平洋地域の43カ国・地域から約2300人の選手が参加したフェスピック大会は、アジア・パラリンクピック委員会の設立によりフェスピック委員会が合併されることになったため、今回で最後の大会となった。
ベルナマ通信によれば、今大会の19種目の競技で、中国が金メダル199個、銀メダル72個、銀メダル37個を獲得、合計でトップに立った。これは、4年前の韓国・釜山大会での金191個、銀90個、同50個を上回るが、その前のバンコク大会での金205個、銀90個、銅45個は下回る。参加国が増えたのにともない、メダルの合計獲得数が減ってきている。
今大会、金メダル数で2位になったのはタイで61個を獲得、3位は韓国の57個だった。釜山大会では韓国が開催地の利を生かして金メダル獲得数では2位(62個)だったが、今大会では釜山大会で3位(獲得数43個)だったタイに抜かれた。
開催国のマレーシアは金44個、銀60個、銅71個を獲得し4位に入った。164人の選手団を派遣した日本は、26個の金メダルを獲得し6位となった。新規参加国の東ティモールも銅メダルを1つ獲得した。
第9回フェスピック大会のメダル獲得数上位10カ国は以下の通り。
国 金 銀 銅
1.中国 199 72 37
2.タイ 61 42 47
3.韓国 57 42 43
4.マレーシア 44 60 43
5.イラン 36 43 26
6.日本 26 32 38
7.香港 26 30 23
8.台湾 18 29 22
9.オーストラリア 15 17 23
10.ベトナム 9 27 31
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