2006年12月04日18時33分掲載  無料記事
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セブ・パシフィック航空が格安航空専用ターミナルに乗り入れ

 【クアラルンプール4日=和田等】フィリピンのセブ・パシフィック航空の第一便が1日、マレーシアのクアラルンプール国際空港の格安航空専用ターミナルに乗り入れ、定期運航を開始した。同日深夜1時に到着した乗客約150人をチャン・コンチョイ運輸相とアドナン・マンソル観光相が出迎えた。地元英字紙スターが報じた。 
 
 今年3月に開業した同ターミナルはこれまで、格安航空会社エアアジアおよび関連会社のタイ・エアアジア、インドネシアのAWエアのハブ空港として活用している。エアアジア以外の航空会社が乗り入れたのはセブ・パシフィックが初めて。 
 
 セブ・パシフィックは手始めとして、クアラルンプール(KL)〜マニラを週4便運航する。チャン運輸相は、KL〜マニラ路線の需要は非常に高いので、セブ・パシフィックが毎日(1日1便)乗り入れる時が来るだろうとの期待を表明した。 
 
 アドナン観光相によると、今年1−10月期のフィリピンからマレーシアへの訪問者数は前年同期比の2倍の約19万人に達しており、通年では22万〜23万人になるとの見通しを示した。 
 
 一方、セブ・パシフィックによると、同航空はセブやミンダナオ島ダバオからクアラルンプールへの便を運航することを検討している。 
 
 なお、セブ・パシフィックは3月に開業したシンガポール・チャンギ空港の格安航空専用ターミナルにも乗り入れている。 


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