2006年12月16日22時39分掲載
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アラブ諸国の紛争は米国に従属か反対かの闘争 アルジャジーラのアラブ世論調査結果
欧米メディアなどではレバノンやパレスチナ、イラクで現在起きている紛争の性格は権力闘争だと見られているが、大半のアラブ人は対米従属勢力と反対勢力との戦いであると考えていることが、アラブ人世論の指標とされる、アラブ世界最大の衛星テレビ局アルジャジーラのアラビア語ネット版が実施した読者アンケートで判明した。2日から14日のアンケート8題を紹介する。(齊藤力二朗)
・サウジアラビアのイラク介入を支持するか。
回答 はい 42,5%
いいえ 57,5%
(回答者17836人 実施期間2006年12月2日―5日)
・レバノンやパレスチナ、イラクで起きている紛争は次のうちどちらか。
回答 権力闘争 15,9%
米国に従う勢力と反対勢力の戦い 84,1%
(回答者2645人 実施期間2007年12月2日―7日)
・2006年ドーハ・アジア大会の開会式を見ての感想は。
回答 素晴らしかった 78,3%
良かった 8,0%
まあまあだった 13,7%
(回答者1377人 実施期間2006年12月2日―8日)
・モーリタニアの選挙結果はアラブ世界における民主的傾向の進展を表していると思うか。
回答 はい 63,0%
いいえ 37,0%
(回答者6776人 実施期間2006年12月5日―8日)
・アラブ世界の失業率を世界的に最高水準に上昇させた有力な要因は何か。
回答 人口の多さ 2,4%
腐敗と透明性の欠如 81,9%
資源の未活用 15,7%
(回答者1031人 実施期間2006年12月3日―10日)
・ヒズボラのハサン・ナスルッラー代表の演説が、レバノンの危機解決に向かう一助になると思うか。
回答 はい 59,1%
いいえ 40,9%
(回答者19071人 実施期間2006年12月8日―11日)
・美容整形手術を行なうことに賛成か。
回答 はい 25,6%
いいえ 74,4%
(回答者1406人 実施期間2006年12月9日―14日)
・パレスチナ 自治政府議長と評議会(議会)の選挙前倒しを支持するか。
回答 はい 25,7%
いいえ 74,3%
(回答者22474人 実施期間2006年12月11日―14日)
http://www.aljazeera.net/Portal/vote/
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