2006年12月24日13時13分掲載
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マレーシアの失業率3・4%
【クアラルンプール24日=和田等】マレーシアの失業率は東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国中、シンガポールに次いで2番目に低いという。アブドゥル・ラーマン・バカル副人的資源相が明らかにした。英字紙スターが報じた。
同相によれば、今年のマレーシアの失業率は3・4%。同相はさらに、2006年からの5カ年開発計画・第9次マレーシア計画を実施することで雇用の機会が増えることから、今後さらに失業者数が下がるだろうとの見通しを明らかにしている。
ASEANで失業率が最低だったシンガポールの6月末時点の失業率は2・8%。
マレーシアの失業者のうち47%は初めての求職活動をおこなっている者で、残り53%が再就職希望者。また、初めての職を探している求職者のうち53%が中学レベル以下の卒業者で、高卒・大卒者、大学卒業見込み者が27%、大学院卒業者が20%となっている。
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