2007年01月08日01時13分掲載  無料記事
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マレーシアでは14歳から化粧

  【クアラルンプール7日=和田等】18歳で化粧を始め、50歳になって化粧をやめるというのが、かつてのマレーシアの女性の平均像だったが、今では14歳で化粧を始め、70歳代になっても化粧を続ける女性も少なくなくなっている。老化防止スキンケア製品を求める傾向が強くなっていることが背景にある。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。 
 
 化粧をする女性の年齢層の拡大により、マレーシアの女性約400万人がスキンケア製品やメイクアップ用化粧品に支出した金額は、2005年の9億5000万リンギ(300億円強)から06年には12億リンギ(380億円強)へと25%以上増加している。(国際的な会計監査会社、アーンスト&ヤング調べ) 
 
 またアーンスト&ヤングは今年、マレーシアでのスキンケア製品やメイクアップ用化粧品に対する支出は前年比15%増になると予測している。 
 
 こうした市場拡大をにらみ、資生堂やメナード、コーセーなど日系化粧品メーカーや、米国のアンナ・スイ、ロレアル・パリ、クリスチャン・ディオールなどヨーロッパ系の化粧品会社が積極的な商品の展開やPR活動に乗り出している。 


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