2007年01月09日08時06分掲載
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イラク占領米軍、中部都市を前代未聞の汚水攻め
イラクを占領する米軍はしばしば集団懲罰として、都市の電気・電話線切断、断水などの封鎖作戦を実施しており、新たに排水口の閉鎖という思いもよらない奇策に打って出た。8日付のイスラム・メモが特報で伝えた。(斉藤力二朗)
予期せぬ、新たな措置としてイラクを占領する米軍は建設機械を使い、中部の都市ヒートの道路沿いの排水路を埋め立てた。
本紙通信員は「米軍は市内全域で8日早朝から数百トンものセメント投入し排水口を閉鎖した」との目撃者の証言を伝えた。
抵抗勢力はこの中に武器弾薬を保管し、爆発物を埋設していると米占領軍が見ていることが理由だとみている。
新作戦でこの都市は汚水や雨水によって浸水される危機にさらされている
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