2007年02月12日12時18分掲載  無料記事
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シンガポールでもHDTV放送開始

  【星日報特約12日】シンガポールの通信業者スターハブががさきごろ、さらに見やすい高画質テレビ放送(HDTV)を開始した。これまでHDTVを実施していたのはディスカバリー・チャンネルとナショナルジオグラフィック・チャンネルの2チャンネルだけだったが、スターハブの参入により、さらに視聴者の選択肢が広がったことになる。高画質テレビ放送を実施しているのは、東南アジア地域では今のところシンガポールだけ。 
 
 HDTV放送を受信するには、高画質テレビ放送受信に対応した機種が必要となる。画面上で虎の縞模様などがクリアにみえることなどが特徴だ。 
 
 リー・ブーンヤン情報相は今回のスターハブの参入について、国内メディア産業に新たな一歩を築く動きだと歓迎している。米国や韓国、中国では1990年代中頃から高画質テレビ放送がスタートしている。 
 
 受信を必要するにはHDTV対応のテレビのほかに、専用受信機(299・25Sドル=約2万4000円)と毎月の受信料15・75Sドル(約1200円)がかかる。ちなみに、通常の放送受信の場合の受信料は4・20Sドル(約320円)。 


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