2007年02月23日10時48分掲載
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横領事件の余波で日系銀行の支店が接待中止
【星日報特約22日】旧正月を目前にひかえた2月16日、三菱東京UFJ本社から「当面、接待をしたり受けたりすることは慎むように」との指示が、同行シンガポール支店に伝えられた。シンガポールの英字紙ビジネス・タイムズが報じた。
突然の指示に、旧正月のための接待を準備していた支店スタッフは大慌てとなり、すぐにキャンセル手続きをとり、招待客に平謝りしたという。
シンガポールの年中行事の中では最も大事なのが旧正月。この機会に毎年顧客を接待し、もてなすのが恒例だけに、突然のキャンセルには苦労したようだ。
接待の一時停止指示は、財団法人「飛鳥会」の元理事長の横領事件に同行もかかわったとして、日本の金融庁が15日に同行に、法人融資の7日間停止命令を出したことを受けての措置とみられる。
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