2007年02月25日11時13分掲載
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バンコクでテロ再発を警戒
【クアラルンプール25日=和田等】タイ軍幹部はこのほど、今後爆弾テロが再発する恐れがあると語った。タイでは、2月に南部の県でテロ事件が起きている。
2月の18日と19日にタイ深南部4県(ナラティワート、ヤラー、パッタニー、ソンクラー)で発電所やカラオケ店、デパートなど50カ所以上で同時多発的なテロと思われる事件が発生。死者6人、負傷者50人以上の被害が出ている。
マレーシアの邦字紙「南国新聞」の丈治利夫バンコク通信員に話では、軍当局は、 今後はタイ南部に限らずタイの首都バンコクでも同様のテロ発生の可能性が大きいと警戒しているという。
特に3月3日の万仏節、4月13〜15日の灌仏節、また灌仏節前の4月11日と12日は注意が必要という。
この時期、首都バンコクは、国鉄のファランポーン中央駅やモーチットの北バスターミナル等が帰省客や旅行者であふれる。在タイ日本大使館も現地在住者に対し人が多く集まる場所への外出や夜間の外出を控える様、通達を出している。
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