2007年02月26日15時44分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

第36回:チェイニー来たりて、金むしりとる

 ブッシュ米政権のネオコン最後の生き残り、あのチェイニー副大統領が2月20日に来日。たった3日間だけの滞在。「いったい何しに来たの?」は愚問だろう。もはや内戦状態の泥沼化、でも引くに引けないイラク戦争。米軍の増派も決めて「対テロ戦争」を米国はやりぬくぞという覚悟を世界に見せた。でもそんな米国の戦争には、ついていけないという離反する国が続出。盟友である英国でさえ撤退を始めた。そんな中で、日本は米国のイラク戦争を支持している数少ない国。その安倍政権に巨額のイラク戦費を出させるために、でいかい顔してやってきたのだ。それになんといってもチェイニーは、イラク戦争で大儲けしている軍需産業の大物。彼のことを動く軍産複合体と呼びたいくらいだ。(橋本勝) 


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