2007年03月12日13時22分掲載
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未婚問題解決を公約
3月に大統領選挙が行われるアフリカ西端のイスラム国家、モーリタニアでは、若者の関心が深い結婚問題に目をつけた候補者が出ている。2月7日付のイスラム・オンラインが首都ヌアクショットから伝えた。(齊藤力二朗)
大統領選が近づくにつれ、特定の有権者層に擦り寄り、彼らの切実な問題に触れる選挙公約が現われ始めた。
その最たるものは無所属候補のダッハーン・ワラド・アフマド・マフムード前内相が発表した、多くのモーリタニア女性の最大関心事である未婚問題を完全に解決するとの公約だ。
首都ヌアクショットで数日前に開かれたシンポジウムで「モーリタニア連帯協会」の多数の女性活動家を前に同候補は、モーリタニア女性が悩んでいる未婚問題を完全に解決する。当選した暁には結婚を奨励するため青年の共同住宅の入手に優先権を与える」とぶち上げた。
さらに「我国は婚期が遅れた女性問題を解決するための国家的な戦略を必要としている」と強調した。
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